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2009年 07月 06日
南アフリカ観光局
乾いた荒野に届く自然からの贈り物
北ケープ州の北西部にある乾燥地帯ナマクワランドは、一年に一度、突如として色鮮やかな野生の花が咲き乱れる楽園へと一変します。人々はそのスケールの大きさと鮮やかさに圧倒され、甘い香りに包まれて幸せな気分に満たされます。
花が咲くのは、少量の雨が降った後の8月下旬から9月の間のわずか10日間あまり。この短期間に、花はいっせいに開き、種を落とし、枯れ、大地はまたもとの姿に戻ります。まさに自然の神秘。雨が降るタイミングや場所によって花畑が出現する場所と時期、そして花の種類までも変わります。
同じ景色には二度と出会えないと聞けば、花を追いかけて毎年欠かさずこの地を訪れる人々がいるというのもお分かりいただけるでしょう。
今年は例年より冬の降水量が多かったため、花の当たり年になるといわれていますが、自然からのどんな贈り物が届くのでしょうか。
ナマクワランドの詳細はこちら(英語)をご覧ください。
by goafrica
| 2009-07-06 17:02
| 南アフリカ